大場です (大場靖子)

大場靖子です。

今回、出演諸事情で出演できるかできないか公演直前までわからなくて、
チラシに間に合わなかったんですが、急遽出演することになりました。

一十口団長が、私の出るバージョンと出ないバージョンを考えていてくれて、
結末が出るバージョンになりましたので、出ないバージョンは見ることができません。

今思えば、出ない日を作って、出ないバージョンをこっそり観にくればよかったと思いますが、
もう遅いです。
出ないバージョンは、いつの日か、上演してもらいましょう。

11月4日の開演まで、あと少しです。
みなさま、ぜひその週はお時間を作って、下北沢駅前劇場に足を運んでください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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撮影終了しました (河野美菜)

先日、公演中に使用する映像の撮影がありました。

げんこつを一度でも見たことのある方ならおわかりになるかと思いますが、
シーンとシーンの合間に映像がながれるのですが、その時の為の映像です。

みんな日頃の行いが良いからか、
良い天気に恵まれそれぞれがさまざまな衣裳に身を包み、
順調に撮影が行われました。

私たちはあいかわらず、ちょっぴりはずかしい思いをしながらも、
街中などでの撮影をしました。

でも今回はちょっといままでとは違う映像だと、
げんこつを見たことのある方々はきっと思うのではないか?と思います。

今ここであかすことはできませんが、見ていく間に、
あれっ???て、気づくのではないか?と。。。。

そんな映像も気にしながら、今回の公演を楽しんで貰いたいと思います。

公演まで1か月をきり、稽古もラストスパートですすみます。
さぁ皆様、そんな公演を今から楽しみにお待ち下さいませ。

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撮影間近 (春原久子)

涼しくなってきましたね。あんなに暑かったのが夢のようです。
今朝も少々肌寒くてびっくりしました。冬が来るぞー!

さて。
早いもので、今月末に撮影があります。
荻窪某所付近を中心に、ゲリラ撮影が行われます。

うっかり遭遇してしまった人々が無言で道をあけてくれたり、
すれ違ったチャリ二人乗りカップルが、
ハゲ親父の集団が厳しい面持ちで階段に縦一列に並んでいる所をうっかり見てしまい、
変な声を上げながら走り去って行ったり、
色々カオスな撮影です。

とはいえ、昔に比べたら大分ラクになりました。
団長の編集技術と編集機材の進化のおかげです。

もう、
サイモンとガーファンクルが海の中にザブザブと入っていったり、
侍が立ち入り禁止のテトラポットの上で刀を構えたり、
バレリーナが軽トラで羽田空港に乗り付けたり、
しなくてもいいのです。

もっとも、
都庁の前でバレリーナが踊ったり、
東京駅のエスカレーターをハゲ親父達が降りて行ったり、
そんな撮影は無理になってしまいましたので、さみしい様な気もしないでもありません。

まあ、震災直後に、崩れかけた塀の上にのぼって走れと言われた時は震えましたが、
幸い副団長が止めてくれたので、大事には至りませんでした。

そんなわけで、
間近に迫ったゲリラ撮影。
期待と不安が入り混じります。
お天気が心配です。
コレばっかりは神頼み。
小雨決行。

雨が降らなきゃいいなー。

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ドキドキ (植木早苗)

今回稽古時期は前回までと変わらないですが時間は短くなりまして。
総稽古時間はググンと減ってるわけでして。

それを考慮してかどうだかはわかりませんが団長の台本がブリブリ上がり、
いつもよりシーン稽古に入るのが早かったので。

そのせいかどうだかはわかりませんが『あれ?台本もう終わり!?』ってな感じで。
短いシーンが続くため稽古してるとまだまだ続く感覚に陥りますです。
新しいシーンがいつも楽しみなのでこのままずっと終わらなければいいのに、なんて。

ツイッターで団長もふれてましたが、今回いつもと違う構成で。
げんこつっぽくないことがチラホラ。

良いんだか悪いんだかはわかりません。
まあ、今の団長のやりたいことなのできっと良いのでしょう。

いつも見ていただいてる方々は特に新鮮に感じていただけるのではないでしょうか。
演ってるわたしが新鮮なんですから。

たくさんの人達に観ていただきたい。
アンケートもいっぱい書いてもらいたい。

アンケートパワーすごいですよ。パワーの源です。
ああ、でもアンケート書かなくてもいいので観に来て欲しい。

観にこれない人は是非アンケートを、、、
とにかくよろしくお願いします。

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稽古場の醍醐味 (一十口 裏)

稽古場の醍醐味はあくまでも、稽古場ならではのもの。
決して表には出ない、あくまでも稽古場でのみのもの。
それはいわゆる、間違いや失敗。

げんこつ作品のシーンはだいたいが滅茶苦茶な内容ですが、その分、登場人物は真剣そのもの。
またその展開も傍目には全て滅茶苦茶ながら、登場人物たちにとっては、深刻このうえないもの。
加えて稽古は、常に真剣勝負であります。

ふざける者、てきとうにやる者など、居るわけがありません。
ふざける時、てきとうにやる時など、あるわけがありません。
それは確実に、皆様の想像以上に、ないのです。

しかしそうであれどうであれ、稽古において間違いや失敗は起きます。
そしてそれは、そうであるからこそ、たまりません。

いたって真面目に台詞を言っているのに途中で突然滑舌が悪くなり、
いったい何を言っているのか分からなくなる。
そんなことはザラです。

真剣な登場人物の口から突然聞こえてくる、
フランス語なんだかロシア語なんだか分からない言葉。
或いは、滑舌の危うさにより、突如聞こえてくる謎の言葉。

先日も、比較的深刻な状況下のなか厳しい面持ちで、
「…ちんすこうが出来たじょ」と言いながら、軍人が登場してきました。

そんな台詞は書いた覚えがありません。
いったい何をしに来た、どんなキャラなのか。
まったく分かりません。突如の謎キャラ登場です。

ちなみに彼女は急遽の代役でしたので、
彼女の場合はもう、「ちんすこうの人」でよしとしましょう。

ちなみに本来の台詞は、「…寝室の用意が出来たぞ」でした。

或いは、意を決して振り返ると、話しかけるべき人物が何故かそこに居なくなっていたり。
まだまだ死ぬべきタイミングでないのに、早々に銃撃されてしまったり。
逆にもう死ななきゃいけないのに、なかなか銃撃されなかったり。
もしくは、私が台本において「山本さん」と「岡本さん」を書き間違えており、
人の会話や動きが、あれよあれよと有り得ないことになったりします。

とんちんかんです。

そんな時、共演中の者も、それを見ている者も、ポカンとする他ありません。
突如フワッと宙に浮く、ハテナ空間。

これぞ稽古場でしか体験出来ない、稽古場の醍醐味です。

まだ日の浅い稽古場では、このような予想外のとんちんかんが、時折、展開されるのです。
たまりません。

きっと色んな稽古場で、このようなとんちんかんが展開されているのだろうと思うと、
いてもたってもいられません。

しかしいくらたまらないとは言え、それを「ネタ」にしようとは思わないので、
これはあくまでも門外不出の出来事であり、また、大抵5分で忘れます。

この愛おしいとんちんかんは、同時に忌むべきとんちんかん。
忘れ去られるべきとんちんかん。儚いとんちんかん。

さあ、このとんちんかんが完全に失われてからが、勝負です。

 

Unknown

まだ未知です(河野美菜)

みなさま、お久しぶりでございます。
毎日暑い日が続いておりますが、いかがおすごしでしょうか?

私は今のところ夏バテにもならず、稽古に励んでおります。

今回のタイトル、もうみなさまもご存じのとおり『ボリショイライフ』。
いろいろな人のいろいろな人生が詰まっております。

今回もみなさまお忙しい中、魅力ある客演の方々に参加していただき、
それぞれの方にその魅力を発揮していただけることは間違いないと思うので、
きっと内容の濃いものになるのではないかと思われます。

まだまだどんな展開になっていくのか未知の状況ではありますが、
みなさま今から『ボリショイライフ』を楽しみに待っていて下さいね。

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夏 (春原久子)

毎日、暑いですね。
お盆があけたら多少涼しくなるとの噂ですが、本当なんでしょうか。
嘘かもしれません。

さて、8月も折り返しになりましたが、台本も、そろそろ折り返しを迎えた気配がします。
各地にグローバルに広げられていた風呂敷が、今、畳まれようとしているのです。
いや、畳まれずにそのまま突っ走るのかもしれません。
わかりません。
団長の天才的発想から産み出される世界は、全く持って予想不可能です。
謎です。

えー、
今回も作中に映像を使用するわけですが、
その撮影の関係で、あと1ヶ月程で台本が出来上がると思われます。

残りあと半分。

未だ私には、女役は回ってきておりません。
どんとこいやー。

そうそう。
ダンスの振付も、いよいよ始まりました。

相変わらず速い振りです。
でもMAXで速かった時に比べればまだ…という感じです。
と言うことは、
振りについていける様になった頃、
『何かモッタリしてるから、ココに、もう一振り入れようか』
などと、更に速い振りになる可能性があります。
まあ、いつもの事です。
どんとこいやー。

そんな感じで、
稽古は進んでおります。
あと、2ヶ月半ですね。
今回も、最高にバカバカしくて最高に面白い新作をお届け致します。
来月にはチケットの販売も始まります。

皆様、今回も、
どうぞよろしくお願い致します。

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始まりましたよ (植木早苗)

皆様お元気ですか?私は元気です。

さてげんこつ団。始まりましたよ。

これから11月までまっしぐらぐら。

今回は近年稀に見る初参加の方がいない公演となります。
気のおけないメンバーばかりなので楽です。

何が楽かというとまずげんこつ団の作り方を経験してること。これ大事。
あと、世界観をわかっている。これも大事。

初参加の方々は未知数なのでそれはそれで楽しみが増えるわけですが。
とはいえ、経験済みなら済みでそれ以上のものを求めるのが団長ですからね。

というわけでいつも以上にまっしぐらぐら。

観にきてね❤

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ご挨拶 (一十口裏)

団長・一十口裏です。
ボリショイ・サイト、始まりました。
今後こちらにて、更なる公演詳細、並びに稽古場からの声等を、発信して参ります。
11月の公演まで、どうぞ御チェック、よろしくお願い申し上げます。

また「日刊えんぶ」でも稽古場通信が更新中です。こちらは毎週金曜日更新のリレー形式。
出演者全員でリレーしていきます。ぜひご覧くださいませ。

さてボリショイ。
脚本はちょうど中盤を超えた辺りまで進みました。

団長日記でも書きましたが、今回のげんこつ団はなんと、人が主役。
いよいよだか、ようやくだか、うっかりだか、
その照準を、「社会」から「人」に、向けております、突きつけております。

するといつにも増して辛辣にもなりブラックさも過激になっていくのは予想の通り。なのですが。
おかしなことにそれ以上に、ワケのわからなさが、ワケもわからず、加速している状態です。
どうやら「人」は、ワケわからんもののようです。底知れず、ワケわからんもののようです。

しかし勿論、登場人物はもれなく、皆、大真面目であります。大真面目に生きております。
なのに徐々に加速するそれは、もう止められません。どういうことなのか、もう考えるのをやめました。

さてそんなボリショイ・ライフの前売開始は9月9日(水)。
しかし一ヶ月なんてあっという間ですので、うっかりしたらもう終わってます。
今すぐご来場の日時を決めてください。なんなら今すぐご来場ください。お待ちしております。

 

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