日日是好日/春原久子

お元気ですか。
台風、凄かったですね。
実家の方では、橋が落ちたり堤防が決壊したりと、大変だった様です。

人生、いつ何があるかわかりませんね。
日々、後悔の無い様に、よくぼうのまま突き進みたいと思います。

ところで来月、げんこつ団の最新作『 パ セ リ 』が、
いつもの駅前劇場にやって来ます。

嗚呼、あの時、げんこつ団の舞台を観ておけば良かった、などと後悔の無い様に、
来月は是非とも、下北沢に足を運んでいただければと思います。

只今、時刻は23時40分。まもなく日付が変わろうとしています。
時の流れは速いですね…

うかうかしてると、終わっちゃいますよ!

というわけで、右足の筋肉痛を風呂で揉みほぐして、明日の為に眠ろうと思います。
この筋肉痛は、アレです。あのシーンの稽古のせいです。
どうやら稽古前のストレッチが足りなかった様です。

風呂から上がったら、ストレッチもやっておこうと思います。
それでは皆様、おやすみなさいませ。

11月、来てね!!

お願い/植木早苗

お久しぶりぶりでございます。
公演まで1ヶ月をきりましたって。

シンジラレナイ。

団長もつぶやいてましたが、顔合わせからここまであっという間。
稽古そんなにやっていない感ばりばり。

その理由の一つがはじめましての客演の方々のフィット感、
いつもの客演の方々とのバランス感にありあり。

あたくし演出もやらせて頂いてますが、のっけから「それ!!」ってものを、
いやそれ以上のものを演ってくれるのでブツブツ言う必要がないのです。

スバラシイ。

スムーズに進みすぎていささかボーっとしてしまいました。
公演が間近であることもこの日記が始まった事で気づいたわけ。

自分に喝を入れつつ震えております。
こんなに焦るの何年ぶりかしらってくらいガクブル。
しかも公演中に誕生日まできちゃう。

今回しか見れないあんなことやこんなこともあったりなかったり。

今回だけの特別感。

是非是非!劇場でお待ちしております。

パセるよパセリ/一十口 裏

こちらご無沙汰です。団長です。

パセリ、11月14日(木)〜18日(月)にやります。いつもの駅前劇場です。
しかし今回は日曜までではなく、月曜までです。ご注意ください。

そして今回は、いつもと一味、違います。

何がかと言われると、難しいです。
展開が、いつもとちょっと違います。シーンにおけるネタ展開も、ちょっと違います。
しかしそれは、観る方にとって明確にお初感があるものなのかどうか。
観ていただかないと分かりません。

分かりやすいのは、アレからアレがアレしたり、アレからアレがアアなったり、です。
さあ果たしてナニがドウなるのか。
観ていただかないと分かりません。

相変わらずなところも勿論、有ります。むしろある意味いつも以上に、有ります。
さあ果たして本当に有るのか。
観ていただかないと分かりません。

まあそんなことはどうでもいいのです。
さあ果たして本当にどうでもいいのか。
観ていただかないと分かりません。

要するに、観ていただきたいのです。
ただただ、観ていただきたいのです。

ほんとうに。

個人的な話。どうでもいい話。
今回ほど台本に命がけになったのは、初めてかもしれません。

台本書き佳境中、どうしてもの理由で、人生最大級のバタバタ移転を決行し。
その後すぐの、まさかのタイミングで、人生最大級のイタタタ発病を繰り返し。
なんだこの逆境、と、目の前が真っ白になり続けました。
どちらも自業自得です。間抜けなほど自業自得です。誰にも文句は言えません。
なので乗り越えました。黙って静かに乗り越えました。たった一人で乗り越えました。
ウソです。

半端な状態でなんとか台本を持っていき、やはりと訂正することを、何度繰り返したか。
キャストの皆様には、大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。
カット&訂正&差し替えで、これほどまでに稽古用台本がグチャグチャになったのも、
活動開始以来初のことです。
ああ。これは紛れもなく、初のことです。

そんなご迷惑をお掛けした、今回のキャスト。
初客演様4名、2回目客演様2名、常連客演様3名、団員3名。計12名。
こちらが、とても素晴らしいバランスと個性と団結で、臨んで下さっております。

お陰さまです。

稽古開始当初、まだ台本のない頃に、このメンバーで稽古をしまして。
その結果、今回思いきって、『パセリ』をやることに決めました。
その前は『サラダ』でした。

やりたいことが、あったのです。
しかし、やれるかな?と、思っていたのです。
しかし、やれるな!、と思ったのです。
そういうわけでめでたく、サラダではなく、パセリになりました。

お陰さまです。

そんな素晴らしき客演様々および団員々のご紹介は、また改めて。

ちなみにもう一つ、個人的な話。どうでもいい話。
今回の原動力として、衝撃的目撃物がありました。

それ自体はそう珍しいものではないかもしれませんが、とてつもなく衝撃的でした。
これをやりたいと思いました。
しかしどう衝撃的だったのかは、誰にどう言っても、意味がわからないと思います。
全く言語化できません。なので誰にも言っていません。自分でもよくわかりません。

しかしそれのお陰で、最後まで台本を書くことができました。
なんだかよくわからないもののお陰で、書くことができました。

そんな、言語化不可能な原動力から生まれた『パセリ』です。

どうぞどうか。どうにかなんとか。観ていただきたいのです。

どうにかして。なんとかして。観てください。

初めてご覧いただく方にも、いつもご覧くださっている方にも、
新鮮で瑞々しいパセリを、お届けしたく思っております。

心より、あなたのお越しを、お待ちしております。

乞うご期待です。