パセるよパセリ/一十口 裏

こちらご無沙汰です。団長です。

パセリ、11月14日(木)〜18日(月)にやります。いつもの駅前劇場です。
しかし今回は日曜までではなく、月曜までです。ご注意ください。

そして今回は、いつもと一味、違います。

何がかと言われると、難しいです。
展開が、いつもとちょっと違います。シーンにおけるネタ展開も、ちょっと違います。
しかしそれは、観る方にとって明確にお初感があるものなのかどうか。
観ていただかないと分かりません。

分かりやすいのは、アレからアレがアレしたり、アレからアレがアアなったり、です。
さあ果たしてナニがドウなるのか。
観ていただかないと分かりません。

相変わらずなところも勿論、有ります。むしろある意味いつも以上に、有ります。
さあ果たして本当に有るのか。
観ていただかないと分かりません。

まあそんなことはどうでもいいのです。
さあ果たして本当にどうでもいいのか。
観ていただかないと分かりません。

要するに、観ていただきたいのです。
ただただ、観ていただきたいのです。

ほんとうに。

個人的な話。どうでもいい話。
今回ほど台本に命がけになったのは、初めてかもしれません。

台本書き佳境中、どうしてもの理由で、人生最大級のバタバタ移転を決行し。
その後すぐの、まさかのタイミングで、人生最大級のイタタタ発病を繰り返し。
なんだこの逆境、と、目の前が真っ白になり続けました。
どちらも自業自得です。間抜けなほど自業自得です。誰にも文句は言えません。
なので乗り越えました。黙って静かに乗り越えました。たった一人で乗り越えました。
ウソです。

半端な状態でなんとか台本を持っていき、やはりと訂正することを、何度繰り返したか。
キャストの皆様には、大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。
カット&訂正&差し替えで、これほどまでに稽古用台本がグチャグチャになったのも、
活動開始以来初のことです。
ああ。これは紛れもなく、初のことです。

そんなご迷惑をお掛けした、今回のキャスト。
初客演様4名、2回目客演様2名、常連客演様3名、団員3名。計12名。
こちらが、とても素晴らしいバランスと個性と団結で、臨んで下さっております。

お陰さまです。

稽古開始当初、まだ台本のない頃に、このメンバーで稽古をしまして。
その結果、今回思いきって、『パセリ』をやることに決めました。
その前は『サラダ』でした。

やりたいことが、あったのです。
しかし、やれるかな?と、思っていたのです。
しかし、やれるな!、と思ったのです。
そういうわけでめでたく、サラダではなく、パセリになりました。

お陰さまです。

そんな素晴らしき客演様々および団員々のご紹介は、また改めて。

ちなみにもう一つ、個人的な話。どうでもいい話。
今回の原動力として、衝撃的目撃物がありました。

それ自体はそう珍しいものではないかもしれませんが、とてつもなく衝撃的でした。
これをやりたいと思いました。
しかしどう衝撃的だったのかは、誰にどう言っても、意味がわからないと思います。
全く言語化できません。なので誰にも言っていません。自分でもよくわかりません。

しかしそれのお陰で、最後まで台本を書くことができました。
なんだかよくわからないもののお陰で、書くことができました。

そんな、言語化不可能な原動力から生まれた『パセリ』です。

どうぞどうか。どうにかなんとか。観ていただきたいのです。

どうにかして。なんとかして。観てください。

初めてご覧いただく方にも、いつもご覧くださっている方にも、
新鮮で瑞々しいパセリを、お届けしたく思っております。

心より、あなたのお越しを、お待ちしております。

乞うご期待です。