なんだか近頃稽古時間があっという間に過ぎていく。
なんなんでしょ。
げんこつの稽古は1シーンにかける時間が半端ない。
そりゃもうできるまでずーっと同じシーンをやるわけですよ。
それはもうずっと変わらないスタイル。
団長はしつこいのです。
1日の中で2シーンの稽古しかしないことも。
ああ、だからだね。
今回新しい方々が4人もいます。
なじんでこないと見えるものも見えなくなるしね。
しつこくやりましょ!
日々精進!!
(植木早苗)
前に住んでたアパートでの事なんですが。
ある日、知り合いからメールがきたんですよ。
『引越先教えて下さい』
引っ越しなんて、してないんですよ。
で、聞いてみたら、
チケット送ったのに転居先不明で戻ってきたと…
そういや最近、郵便物少ないな~なんて思っていた所だったので、
心当たりに片っ端から確認してみたら、
結構な件数が、宛先不明&転居先不明で返送されてたんですよ!
中には、取り返しのつかない書類まで返送されてて…
いや~、
困りました。かなり。
原因は、
郵便配達員の思い込み。
当時、アパートの角部屋に住んでいたんですが、
逆の角部屋が引っ越しした時、部屋番号を確認せずに
思い込みで、ウチの部屋番号の方をを引っ越しした事にしてしまった、と…
コワいですねー。
ちなみに、同じ様なミスが、
3回
ありました。
それぞれ、別のアパートでの出来事です。
確認しろや!
そんなわけで。
引っ越ししてない&転送手続きしてるのに、
いつの間にか、げんこつ団からのDMが来なくなってしまったという貴方。
もしかしたら、
転居先不明にされてしまっているのかもしれません。
DM希望の方がいましたら、
お手数ですが、げんこつ団事務所までご一報下さいませ。
(春原久子)
げんこつ団の公演では、
いろいろなシーンをパタパタとお見せしていくのですが、
このシーンが例えば20コのシーンがあるとすると、
20コの別々のお話しを綴っていく事になるのですが・・・
そのそれぞれのシーンのイメージなどを団長から「こんな感じで」とか、
そのシーンの雰囲気をとらえやすいように説明をしてくれるのですが、
稽古の時、「このシーンは、昭和の感じで」といわれた時、
客演の赤坂さんから「昭和に生まれてないから、
昭和がよくわからないです」と言われた時、
なんだかショックな感じでした。
でも、そうですよね。平成になって24年もたってるんですものね・・・
なので、今回のげんこつ団は平成の風も吹いてます。
(河野美菜)
台本〆切は11月初め。現在およそ半分くらいまで進行。
突如日の出のようにゆっくりと現れ始めた何かは、
やがて空を覆って地上を真っ暗にしてしまいそうなほど巨大な顔で。
それが今、地平線から半分だけ覗き、こちらを見ております。
今はなんとなくそんなイメージで書き進めたい、バルブルです。
さて先週は私の頭に鳥のフンが乗っかりましたが、
今週は私の肩に毛虫が乗りました。
休憩から稽古場に戻ったら春原に物凄い勢いで首根っこ掴まれたので、
殴られるのかと思いました。
違いました。肩甲骨の辺りに毛虫がついていたのでした。
春原に首根っこ掴まれたまま、植木が毛虫を取ってくれました。
皆やさしい。殴られるかと思った自分はいやしい。
そんな皆は毛虫を見てたいそう気味悪がっていましたが、
背中寄りについていたので私だけ毛虫を見ずに済みました。
皆アンラッキー。自分ラッキー。
ところでさっきのイメージは今だけのイメージなので、
舞台に巨大な顔も出てこないし、そんなお話でもありません。
実を言うと。バージョン違いという新たな試みのおかげで、
後半においてもいつもに比べると、台本進行は少々難航しております。
例えばいつもは何バージョンかの流れや結末を考えて、
そこから自分的に一番イイのを選ぶのですが、今回はそうはいかない。
一番と二番では駄目なのです。一番と一番でなくてはならないのです。
なので二倍考えなくてはいけないのです。違う部分だけでなく、全部を二倍。
そして二倍となればすぐ三倍四倍になる。二倍きっちりなどでは終わらない。
と、いうことは。その方がイイのです。間違いなくイイのです。
なのでイイイまま、突き進みます。
一切逃げずごまかさず、イイイイ感じで行きたいと思っております。
(団長)