団長です。
本日も稽古でした。
ただいまの稽古は、
何度も繰り返して作り上げている最中のシーンの稽古と、
新たに台本を持っていってこれから作り始めるシーンの稽古が、
混在している状況です。
というか、しばらくの間はそんな感じで、突き進んでまいります。
いったい一人何役やらせるんだ!という舞台なので、
キャストの方々は、新たなシーンが配られる度に、
まったくもって新たな登場人物を、いちいち作らなきゃいけません。
しかもその登場人物は大抵、普通の状況にはおりません。
或いはそこで普通とされている事が、ぜんぜん普通じゃありません。
もしくはその登場人物自体が、まったく普通じゃありません。
そんなシーンを、台本を配ったそばから、
このわたくしめが、あーだこーだとやんややんや言いながら、作り始めます。
しかも次はあのシーン次はこのシーンと、矢継ぎ早に稽古を進めてまいります。
よってキャストの方々は毎回、頭も身体も感覚の全てを、臨機応変フル回転。
家に持ち帰って考えて頂く事、訓練して頂く事も多々あり。
ときどきじっくり、ときどきエチュード交えながらですが、
そうして稽古を進めます。
しかもそのうえ植木先生のダンス特訓やアクロバット稽古もあります。
更に頭を切り替えて、肉体を酷使した鍛錬鍛錬の繰り返しです。
本当にキャストの方々には頭が上がりません。足を向けて寝られません。
ありがとうです。ごめんなさいです。そしてよろしくです。
おはようです。いただきますです。ごちそうさまです。おめでとうです。
思い付くままに挨拶を羅列しようと思ったがそんなに思い付かなかったです。
そんな感じで稽古は着々と、進行してまいります。
(団長)