回帰?

今回「ちょっと原点回帰」なんて心持ちで脚本に取り組んでおりましたらば、
外からやってくる諸問題も何故だか「ちょっと原点回帰」。

昔を呼び起こしていたらうっかりそっちも呼び起こしてしまったのか何なのか。
昔あったよななかったよな問題が、発生したりしなかったり。
「あらやだ、そっちの原点回帰は要らないのよん」と、思わず身悶えさん。

しかしそれはもう、乗り越えた事のある問題さん。
「あら懐かしい」と軽く会釈して、ひょいと飛び越えて先に行きます。
オールオッケー、ノープロブレム。タダで起きるタマじゃありません。
むしろそれをキッカケに、より良く、より前に、邁進中です。

さて台本はそろそろ結末を見据えながらの終盤に差し掛かり、
稽古は着実に各シーンを作り上げつつあります。
原点回帰の訳の分からなさと、勢い、加速度、馬鹿馬鹿しさ。
まあ単純に言えば昔のげんこつのように、ポロポロと人が死にゆきます。
次々に事が生まれ、次々に事が転がり、アチコチに話が進みます。

勿論それだけじゃありませぬ。勿論ただの回帰でもありませぬ。
さあ、その濃度と深度に磨きをかけて、
「大画質」、お送りいたします。
どうぞ、ご期待あれ。

(団長)

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