投稿日: 2014年8月28日 投稿者: dancho夏のポエム (春原) 煮えたぎる空気の中、 己の存在を主張する事も出来ず、 ただ、 儚い命を消費してゆく。 夜の帳が降り、 ゆるむ熱風。 ようやく、活動が可能になる… ミーンミンミンミンミンミンミンミー…… 深夜から明け方にかけ、命を燃やす、 蝉。 静寂の夏。 蝉も動けなくなる、 灼熱地獄。 あちいよ。