『つぶつぶ』について (団長)

お久しぶりです、団長です。

『つぶつぶ』は、3つのゾーンで展開します。
あのげんこつ喜劇が、無駄に立体的に、展開するです。
つまり簡単に説明してしまうと、
これまでは映像で賄っていたシーンの繋ぎやはぐらかしが、
あっちのゾーンやらこっちのゾーンやらでも、
耐えず目まぐるしく展開するっつうわけです。
同時進行的に、秩序的に、無秩序的に、完全に無関係に、
とにかく展開するっつうわけです。
そのうえ勿論、これまで通りに、映像も絡みます。
映像ならではのシーンも絡んで、更にその展開は濃厚に。

本日、映像出演を含めて総勢11名の客演のご紹介を終えました。
いつもより多い出演者は、その目まぐるしくも濃厚な展開を強力に支えます。
なんせ全ての客演さんのそれぞれがそれぞれに、充分な実力と個性と魅力の持ち主。
それが皆、げんこつ世界の体現に懸命に努めてくれておるのです。
勿論、団員もいつもに増して変幻自在。更に力に磨きをかけております。
これはもう、どうにかなっちゃわないはずがない。

さて、そのように皆さんそれぞれにとても魅力的な客演さん達ですが、
敢えて今回、特筆させて頂くべきは、「げんこつ史上初」であるところの、
モノホンの「ヒロイン」、モノホンの「オジサン」が、居る、という事でしょう。
オスカープロモーションの加島碧さんの「透明感」は、
これまでのげんこつ団には一切、無かったもの。
また映像にご出演頂く志賀廣太郎さんの色々な意味での「本物感」も勿論、
これまでのげんこつ団には一切、無かったもの。
それらをガッシリとした軸にして、その他の団員と客演が縦横無尽に、
キチガイじみたげんこつ世界を回し、時には回され、致します。

それは最高に悲劇的であり、且つ最高に馬鹿馬鹿しい、げんこつ喜劇。
はい。初めての試みを諸々と取り入れつつ、しかし到達すべきは、
相も変わらず「今」の「此処」を映し出す、げんこつナンセンス喜劇です。
「今」の「此処」はいつもあくまでも「今」の「此処」、
今しか見られない、げんこつ団『つぶつぶ』。
お初の方も、何度目の方も、いつもの方も、ぜひ、ご期待ください。

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