『大画質』です。とてつもなく大画質な、『大画質』です。
どんな汚い手を使ってでも、皆様にいらして頂きたく思っております。
しかしどんな汚い手を使えば良いかは、特に思い付きません。
なので素直にお願いします。どうか来て下さい。
私も貴方もこの世の全ても、茶化し、逆撫で、斬り、放っぽらかします。
その連続です。
闇雲に襲ってくるその中に、やがて浮かび上がってくるものは、
ぜんぜん関係のないものだったり何だったり。
さあ大画質。
世界一面のスクリーンに繰り広げられるは、
いったいいつどこで、フィルムに納められた世界だろう。
でたらめに切り貼りされたフィルム、
尻切れとんぼに終わるフィルム、
何が映ってるのか分からぬフィルム、
それが次々に、映し出されます。
しかしその全てはこの世を映したフィルム。
いつかの記憶に残っているはずのフィルム。
世の人、世の物、世の事象、そのすべてを片っ端から、大映し。
世にもくだらぬ喜劇、世界一の喜劇を、是非！！
（団長）
団長です。先日は副団長と共に「大画質」用の買出しにいって参りました。
購入したものは、主に布類です。
これまでは主に中野のTOAで布類を調達しておりました。
何より近いし品数も多いし値段も比較的安いので重宝しておりました。
が。いきなりお店がなくなっておりました。
混乱したわたくしはこの世の布屋が全て無くなったように消沈しておりましたが、
そんなことはありませんでした。皆、日暮里日暮里言いました。
よくわからないけど日暮里に行けばいいのか！と思いました。
副団長は知っていました。しかも詳しく知っていました。
共に日暮里に行きました。したらばまあ中野など比べものにならない品数の多さ。
変わった布も変な柄の布もたくさんありました。
浮かれてうろうろするわたしに関せず副団長は着実に布を選びました。
かくして非常に良い買い物が出来ました。
中野じゃちょっと手に入らなかったであろうものも手に入れました。
大収穫です。
なんでこれまで日暮里に来なかったんだという後悔は、
しそうになりましたがしないことにして、共に喜びました。
そんなこんなで『大画質』、そろそろ衣装の事なども、
具体的に検討＆決定、されたりされなかったり。
着実に形が出来上がりつつあります。どうぞお楽しみに！
（団長）
団長です。げんこつ団『大画質』、あとひと月を切りました!
いよいよですよ、年に一度の、げんこつ団。
断言します、
げんこつ近年稀に見る馬鹿馬鹿しさです、えも言われぬ馬鹿馬鹿しさです。
断言します、
こんなもなここでしか観られません、今でしか観られません。
お願いします、
絶対に、観て下さい。
先日、劇中映像の撮影も終えました。
あとは稽古で、そして映像音響編集で、
「大画質」を更に大きく大きく、組み上げ作り上げていくのみ。
なんかね。「大」ってタイトルにつくと、
どうにもとにかく色んなものを、
詰め込み積み上げていくという癖があるのかもしれない。
しかもとんでもなく突拍子のないものを、あれもこれもね。
だってなんたって、「大」なんですもの。
「大」と銘打つからにゃ、とことん「大」でないといけません。
筋もへったくれも、主張もへったくれも、とにかくへったくれありません。
だって世の中、へったくれない。だって人間、へったくれない。
私も貴方もへったくれない。へったくれない者同士、
へったくれない「大画質」に、露に映し出されようじゃないですか。
私はもうね、待ってるよ。劇場で。
皆々様！！カモン！！
【前売チケット＆ご予約】
◎げんこつ団 https://ticket.corich.jp/apply/46803/
☆特別チケット http://genkotu.cart.fc2.com/
◎イープラス
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002103291P0030001P0006
おしさしぶりです、団長です。
毎日暑い日が続いておりますが、皆様、体調いかがでしょうか？
さてげんこつ団「大画質」。
7月末にはいよいよ、劇中映像の撮影に入ります。
と、いうことは。それまでに台本が全て完成していなくてはならないわけです。
ところで今回客演。
実は最初の発表から、諸事情あって一部分だけ二転三転しております。
と、いうことは。それが決まらねば台本は進めるも終わらすも出来ないわけです。
さあどうなるのか？！
さあこうなりました！！
今回キャスト、これで決定です。
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植木早苗 春原久子 大場靖子 河野美菜
望月文 川端さくら(乙女装置) 久保田琴乃 山本結香
中村優子 トミヤマユキヨ 菊川朝子(Hula-Hooper) 吉田衣里
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すでにお配りしたチラシとハガキ、これからお配りするチラシとハガキの一部から、
出演者に変更がありますことを、ご容赦願いたく思います。
さて、植木・春原・大場・河野の、団員はとりあえずさておき。
ざっと客演紹介します。ほんとにざっとです。
とりあえず私の勝手なイメージです。今度詳細に、紹介させて頂きます。
望月文／げんこつ出演5年ぶり！
大真面目な性格に、大真面目な演技。大真面目な眼差しが眩しいです。
とにかく大真面目に、あらゆる役に取り組みます。大真面目隊長です。
川端さくら／最近のげんこつではお馴染み！
乙女装置リーダー。基本的に華麗ながら素晴らしく頓珍漢な演技もこなします。
本人も、基本的に華麗ながら、素晴らしくどこか頓珍漢であります。
久保田琴乃／同じくお馴染み！
ピュア（本人否定）。フレッシュ（本人否定）。ここのところ急成長。
中学生に見紛う風貌ながら人生経験＆知識豊富。必死な演技がたまりません。
山本結香／げんこつ出演2回目！
キレがあります。踊れます。若さ溢れます。輝く大きな瞳が眩いです。
しかしながら今回、若くない役でも多々活躍します。乞うご期待。
中村優子／同じく2回目！
七色の不思議な存在感。常人には真似出来ぬ、あらゆる空気感を醸し出します。
一見優しい母の空気漂わすも、決して一筋縄ではいきません。存分に醸します。
トミヤマユキヨ／今回初参加！
いつも涼しい顔をしております。が、情熱的です。涼しげな表情に熱い眼差し。
こちらも一筋縄ではいきません。あらゆる役にてげんこつ世界を彩ります。
菊川朝子／急遽参戦！げんこつ7年ぶり！
Hula-Hooper団長、急遽出演決定！
げんこつ出演は7年ぶり。歌って踊れる団長です。同じ団長でも雲泥の差です。
稽古にもこれから参戦となります。
今後「大画質」に更に新たな色を塗り込んでいってもらいます。
取り急ぎではございますが、以上のメンツでお送りします、げんこつ団「大画質」。
乞うご期待！！
あ。上記の三行のキャスト名、最後に余計な名前が並んでおりますが、
こちらはあんまり気にしないで下さい。
（団長）
今回「ちょっと原点回帰」なんて心持ちで脚本に取り組んでおりましたらば、
外からやってくる諸問題も何故だか「ちょっと原点回帰」。
昔を呼び起こしていたらうっかりそっちも呼び起こしてしまったのか何なのか。
昔あったよななかったよな問題が、発生したりしなかったり。
「あらやだ、そっちの原点回帰は要らないのよん」と、思わず身悶えさん。
しかしそれはもう、乗り越えた事のある問題さん。
「あら懐かしい」と軽く会釈して、ひょいと飛び越えて先に行きます。
オールオッケー、ノープロブレム。タダで起きるタマじゃありません。
むしろそれをキッカケに、より良く、より前に、邁進中です。
さて台本はそろそろ結末を見据えながらの終盤に差し掛かり、
稽古は着実に各シーンを作り上げつつあります。
原点回帰の訳の分からなさと、勢い、加速度、馬鹿馬鹿しさ。
まあ単純に言えば昔のげんこつのように、ポロポロと人が死にゆきます。
次々に事が生まれ、次々に事が転がり、アチコチに話が進みます。
勿論それだけじゃありませぬ。勿論ただの回帰でもありませぬ。
さあ、その濃度と深度に磨きをかけて、
「大画質」、お送りいたします。
どうぞ、ご期待あれ。
（団長）
団長です。
本日も稽古でした。
ただいまの稽古は、
何度も繰り返して作り上げている最中のシーンの稽古と、
新たに台本を持っていってこれから作り始めるシーンの稽古が、
混在している状況です。
というか、しばらくの間はそんな感じで、突き進んでまいります。
いったい一人何役やらせるんだ！という舞台なので、
キャストの方々は、新たなシーンが配られる度に、
まったくもって新たな登場人物を、いちいち作らなきゃいけません。
しかもその登場人物は大抵、普通の状況にはおりません。
或いはそこで普通とされている事が、ぜんぜん普通じゃありません。
もしくはその登場人物自体が、まったく普通じゃありません。
そんなシーンを、台本を配ったそばから、
このわたくしめが、あーだこーだとやんややんや言いながら、作り始めます。
しかも次はあのシーン次はこのシーンと、矢継ぎ早に稽古を進めてまいります。
よってキャストの方々は毎回、頭も身体も感覚の全てを、臨機応変フル回転。
家に持ち帰って考えて頂く事、訓練して頂く事も多々あり。
ときどきじっくり、ときどきエチュード交えながらですが、
そうして稽古を進めます。
しかもそのうえ植木先生のダンス特訓やアクロバット稽古もあります。
更に頭を切り替えて、肉体を酷使した鍛錬鍛錬の繰り返しです。
本当にキャストの方々には頭が上がりません。足を向けて寝られません。
ありがとうです。ごめんなさいです。そしてよろしくです。
おはようです。いただきますです。ごちそうさまです。おめでとうです。
思い付くままに挨拶を羅列しようと思ったがそんなに思い付かなかったです。
そんな感じで稽古は着々と、進行してまいります。
（団長）
団長です。
ただいま台本はおよそ全体の三分の一ほど進んだところでしょうか。
ここから中盤にかけて、突拍子の無さと必然的展開の、更なる加速を、
もくろんでいるところでございます。
そして稽古は着々。もう着々であるとしか申し上げられません。
シーン稽古は、繰り返すほど着実に作り上げ、回を増すごとに濃厚に。
どんな登場人物も大真面目。たった1〜3分ほどのシーンに命がけ。
当たり前の事ながら、慎重且つ大胆に、その一呼吸一呼吸を、作り上げております。
また本日は、
自身の事務所のイベントと客演出演を終えた、大場靖子が稽古に戻り、
自身の団体である乙女装置の活動が落ち着き、川端さくらも稽古に参加。
今後も更に着々と、邁進してまいります。
あ。後日、今回の客演様方のご紹介もいたします。
どうぞお楽しみに！
ではでは。。。
（団長）
団長です。
なんでか鼻水が止まりません。
去年まではけっこう平気だった花粉症が、今年は酷かった。
それからというものスギ花粉の終わった後でもずっと鼻水が止まりません。
それがここにきて何故だか更に悪化しております。
また同時に何故だか貧血気味なうえ不眠気味で熱っぽく、
あげくの果てに予想外の歯痛まで始まりました。
なんでしょう。生来の面倒くさがりなので、
無意識のうちに体調不良もザーッといっぺんに済まそうとしているのでしょうか。
一個一個は本当に大したことない不調。しかし重なるとちと辛い。
しかしそんな事には負けておれんのです。
稽古期間は長くとも稽古日数はそれほどではないのです。
やるのですやるのです。何はともあれ今すべきことを、やるのですよ。
鼻水垂らしつつがんばりますのよ。
（団長）
さてさて稽古は着実に進んでおります『大画質』。
今回の方針であるところの、
ノープラン・ノールール・ノービジョン、
これを守って書き進んでおります。
まったく後先考えずに突拍子無さを追求した結果、
そこに次々と産まれてくる必然的な展開。
その、後先考えずにどんどん生じてくるどうしようもない者や物を、
無理矢理グイグイ連ねに連ねて纏めます。
その、後先考えないどうしようもない者や物が、
ただいま、どんどん産まれている状態です。
「後先考えない」とは言っても、本当は考えています。でも考えてません。
考えてるけど考えてない、そこんところで、進みます。この進め方は、得意。
とりあえずは際限なく、産むのです。はい、産みに産むのです。産みます。
ところでげんこつ稽古は真っ昼間から夜遅くまで、続きます。
なので途中必ず、飯を食います。
コンビニ飯は嫌だし、かと言っていちいち弁当作るのも嫌。
という事で、今回、私はいつも、パン２つを持参。
それに加えてピーナツバターやチーズや草やハムなどを持っていきます。
これらをテキトーに合わせて、即席サンドイッチの出来上がり。
パン２つさえありゃ、あとは家にあるモンを持ってきゃ良し。
用意は楽だし飽きも来ないし量も丁度いい感じ。こいつはグッドアイデア。
気をつけるべきは、ちゃんと手を洗う事のみ。
床を這いつくばったり転がったり四つん這いで歩き回った後に手を洗うのを忘れぬよう、
毎回毎回、気をつけましょう。
（団長）
団長です。『大画質』です。
次回げんこつは、大画質。
大画面でもなく高画質でもなく、大画質。
世の人、世の物、世の事象、その全てを全てを大画質にて大写しにして、
皆様にお観せする次第です。
稽古はげんこつ団的基礎稽古から始まります。
個人の個性を出来る限り脱ぎ捨てて、
身体と声と脳を駆使してどんな人物にもなれるよう、全てを鍛えて柔軟に。
そしてすでに台本稽古に突入しております。
今回のげんこつは、ただただ混ぜ込み積み上げて、
節度なく無限に膨らませます。それはグロテスク且つロマネスク。
毎回ご出演、久々のご出演、今回初のご出演、前回に引き続いてのご出演、
と、客演様の面々も非常に充実。
さて今週より始まりますこちらの「大画質日記」では、
団員らによる稽古場ブログを展開いたします。
皆様どうぞ、御チェックよろしくお願い申し上げます！
ではでは。
（団長）
